このサイトはWordPressのプラグイン「ActivityPub」を試すために作ったので、パーマリンク以外の細かい設定はしてなかった。その省略していた設定の一つがOGP(Open Graph protocol)の設定で、ここで使っているテーマ Cocoon では設定できるようになっている。一番最初の投稿のアイキャッチに使った画像が「ホームイメージ」として設定されているようだが、何らかの理由で「OGPの有効化」がオフになっていた。先日、オンにしたのだが、画像を変えたいと思い、Copilotに「試行錯誤」と「七転び八起き」をイメージして作ってもらった。ただ、OGP用と指摘しても、アスペクト比を1200×630にしてほしいと頼んでも、1200×800の画像になってしまうので、ダウンロードして、自分でアスペクト比を修正した。それが次の画像。

さて、OGP用の画像として設定した後に、同じイラストを他の人が使ってないか気になって、Googleの画像検索で確認してみた。結果は「似ているが違うとも言える」イラストがあり、微妙だった。そこで、念のために、Geminiにこの画像について著作権侵害になってないか尋ねてみた。

次のイラストを使おうと思っているのですが、同じようなイラストがありそうで、著作権侵害になるのではないかと心配です。
画像を拝見しました。このイラストの著作権について心配されているのですね。
著作権に関する一般的な考え方
このイラストが**「著作権侵害」**になるかどうかは、いくつかの要因によります。
1. 著作物性について
まず、著作権法で保護される「著作物」である必要があります。
- 独創性・創作性: このイラストは、キャラクターの動作や表情(失敗、やる気、転倒、思考)を素朴でシンプルなタッチで表現しており、一般的に「イラスト」として著作物性が認められる可能性が高いです。
2. 著作権侵害の判断要素
イラストが著作権侵害となるには、主に以下の2点が必要です。
- 依拠性 (真似したこと): このイラストを作成する際に、既存の特定の著作物を見て、それを真似て描いた(依拠した)かどうか。
- 類似性 (似ていること): 既存の著作物と、本質的な特徴(表現上の本質的な部分)がどの程度似ているか。
3. このイラストの懸念点
- タッチの汎用性: このイラストは、非常にシンプルでデフォルメされた、いわゆる「汎用的なピクトグラム」や「ゆるいキャラクター」に近い表現です。そのため、既存の他のイラストと「似たようなもの」は非常に多く存在するでしょう。
- 表現の内容: 「失敗から立ち上がり、また試行錯誤する」というテーマは、イラストとして描かれることが非常に多い一般的なアイデアです。
**重要なポイントは、アイデアそのものや、誰もが同じように描くシンプルな表現(例:丸い頭のキャラクター、転んだポーズ)には著作権は及びません。著作権が保護するのは、その「具体的な表現方法」**です。
💡 あなたのイラストの出所を確認してください
最も重要で、心配を解消できる方法は、あなたがこのイラストをどこで入手または作成したかを確認することです。
- ✅ ご自身で描いた場合: 他の著作物を見て真似したのでなければ、「依拠性」がないため、著作権侵害の心配は極めて低いです。
- ✅ フリー素材サイトからダウンロードした場合:
- そのサイトの利用規約を確認してください。「商用利用OK」「クレジット表記不要」など、利用範囲が明記されています。
- 多くのフリー素材は、著作権自体は作者にありますが、利用規約の範囲内で自由に利用できます。
- ❌ 他人の作品をコピー・トレースした場合: これは著作権侵害にあたります。
まとめ
シンプルなタッチのイラストであるため、「世の中に同じようなイラストがある」というだけで、すぐに著作権侵害になる可能性は低いです。しかし、念のため、使用する前に、このイラストの提供元や作成者が利用を許可していることを確認するのが最も安全です。
このイラストが、ご自身で作成されたものか、フリー素材かなど、具体的な出所がわかれば、さらに詳しくご案内できますが、いかがでしょうか?

Copilotに作ってもらいました。
なるほど、CopilotなどのAIツールに生成してもらったイラストなのですね。その場合、著作権の考え方は少し複雑になりますが、ご心配の点を解消するために整理します。
🤖 AI生成イラストと著作権
AIが生成したイラストの著作権については、まだ法整備が追いついていない部分もありますが、現在の日本の一般的な考え方は以下の通りです。
1. 著作権は原則として「人」に帰属する
- AI自体には著作権は認められないというのが、現在の日本の見解です。著作権法で保護される「著作物」は、**「思想又は感情を創作的に表現したもの」であり、原則として「人間の創作活動」**を前提としています。
- したがって、このイラストは**「著作権保護の対象となる著作物ではない」**とされる可能性が高いです。
2. 著作権侵害(既存作品との類似)の懸念について
これがあなたが最も心配されている点かと思います。
- AI生成物の類似性: Copilotなどの画像生成AIは、大量の既存のイラストや画像データを学習しています。そのため、生成された画像が、学習元となった既存の特定のイラストと偶然または意図せず酷似してしまうリスクはゼロではありません。
リスク 具体的な事象 著作権侵害のリスク 生成されたイラストが、特定の既存の著作物(誰かの有名なキャラクターや特定のデザインなど)に極めて酷似している場合、オリジナルの著作権を侵害していると判断される可能性があります。 可能性 今回のイラストは、非常にシンプルで汎用的な表現であるため、特定の誰かの著作物と酷似している可能性は低いと考えられます。 3. Copilot(Microsoft Designerなど)の利用規約について
AI生成物を安心して利用するために、ツールの提供元がどのような保証をしているかが重要になります。
- 一般的に、Microsoft(Copilotの提供元)やその他の主要なAI画像生成サービスは、ユーザーが生成したコンテンツ(このイラスト)を商業目的を含む用途で利用することを許可していることが多いです。
- また、一部のAIサービスは、生成物が既存の著作権を侵害したとして訴えられた場合、ユーザーを保護する**「補償プログラム」**を提供していることもあります(ただし、これはサービスやプランによります)。
✅ まとめ:あなたのイラストの利用について
今回のイラストは、「思考錯誤」という一般的なテーマを極めて汎用的な、シンプルなタッチで描いたものです。
- 特定の既存のキャラクターやデザインを真似ていないため、著作権侵害になる可能性は非常に低いと考えられます。
- 著作権保護の対象ではないとされる可能性が高いため、権利元から訴えられる心配は少ないです。
**結論として、**このイラストは、あなたが描いたものであれ、AIに生成させたものであれ、そのシンプルさから見て、安心してご利用いただけるレベルにあると考えられます。
もし、利用に関してさらに確認したい点があれば、お気軽にご質問ください。


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